怠惰・単調・退屈

つまらない人生の記録です。

警備員を辞めた理由

警備の仕事を辞めた理由のひとつとして、「体が
鈍って仕方ない」というのが挙げられる。




入社してまず初めに、会社からは「警備員の仕事は誘導、現場の作業は一切手伝うな」と教育を受けた。

怪我などの心配はもちろんだが、「警備員が誘導もせずに作業を手伝っている」とわざわざクレームを言ってくる人もいるらしく、とにかく色々面倒なのである。


業者のほうもそれをわかっているので、極力誘導以外のことは警備員にはさせないように動く。
現場にもよるが、大体規制帯作り(カラーコーンや矢印板、案内板等の設置)も自分たちでやってしまう。




こうなってくるとこっちはあまりやることがない。
交通誘導と言っても動きは限られているので、だんだん時間がたつにつれて体が重くなってくる。

通行止の現場とかになると、特に腰のあたりから下半身にかけてが辛かった。

「あまりチョロチョロしないように」と言われていたのでいつもじっと突っ立っていたのだが、やはり動かないとしんどい。
筋肉が固まってくるというか、運動したあとのスッキリした感じとは真逆の、もやもやした嫌な疲労感が残る。




自分の場合はこれが地味にキツかった。
考えようによっては楽な仕事でいいじゃないかとなるかもしれないが、ちょっと耐えられなかった。

時々規制をかけずに作業する時もあるのだが、業者が仕事しているすぐ側でただただ何もせずに見ている、これもなかなか精神的にきた。


神経は使うけど体を動かす機会がなかなかなくて、徐々にこれでいいんだろうかと思うようになっていった。

汗をかいて働くって意外と大事なことなんじゃないか?
少なくとも自分はそのほうが合ってるんじゃないだろうか?





そんな感じで退職願を出すに至った。
タイミング的にも今しかないという感じだった。

自分でも相当な怠け者の自覚があるのだが、そんな自分がまさかこんな考えに至るとは、人生はわからないものだなぁと。

なんか楽な仕事ないかなーって探して、結果たどり着いたのが警備員だったってのにね。





今後期間工の仕事がうまく続いた場合、もしかしたら「もっと長生きしたい!」とか、「結婚がしたい!」とか、今まで微塵も考えなかったような欲望が出てくるかもしれない。



長生きも結婚も到底できそうにないのだが、しかしそれはそれで面白いし、別にいいかなとも思う。


結論はいつも一緒。
なるようになるさ。